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〘ガンプラ初心者向け〙百均でも揃えられるプラモに使える道具(工作編)

紹介・レビュー
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道具の殆どは百均で揃えられる。とりあえずどんなものか試してみて、よく使うようであればメーカー品などに買い替えを検討してみてもよいだろう。

現在、百均を卒業して別のものを使用している倍位などは別途愛用品も掲載している。

塗装関係は下記のページで

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ニッパー

2018年頃までは写真のようなタイプも売られていたので、使えるものがあったのだが、2019年に入ってからは見かけなくなった。

もしこのようなタイプが売られていたら、このタイプは使える。

セリアのプラスチックニッパーが少々変わった印象を受けたので、試してみようと購入してみたが、失敗。何が失敗かというと握り込むと開かない。つまり不良品だったのだ。

その不良品で試したところ、やはり刃厚が気になる。切れ味はお世辞にも、プラスチック用とは言えない切れ味。パチンと大きな音がして白化した。

前述のように不良品での感想なのであてにはならないが、通常のニッパー(プラスチック用ではなくという意味)と何ら変わらない印象を受けた。

写真のようなタイプ以外は、模型店などで売られている専用ニッパー(たとえ初心者用であっても)のほうが使える。という結論は変わらない。

自分の主な愛用品はこちら

ヤスリ

百均にも各種ヤスリがある。最近の主流は写真のようなスポンジヤスリのようだ。

紙やすりも置いているが、番手は限られえているように感じる。

金属ヤスリは、百均のものは詳しくないので割愛する。

尚、百均のスポンジヤスリとゴッドハンド製神ヤス!の比較レビューを行った。参考にしていただければ幸いである。

愛用ヤスリにつては

ヤスリの種類とメンテナンスはこちら

カッター、クラフトナイフ

マスキングテープのカットなど、一本は用意しておきたい。できれば専用にしておくことが望ましい。

パーツに対して90度に刃を当て、そのまま滑らすようにパーティングラインを削る、通称”カンナがけ”というのにも使用したりする。

普通のカッター

直線を切るのに向いている。

百均で手に入るものでも十分。長持ちさせたければメーカー品を使うのも選択肢の一つ。

ちなみに、川口名人はこのタイプのカッターを使ってモールドを掘ることもある。

愛用品はこちら

刃の角度が30度のカッター

デザインナイフのようなカッター。曲線向き。最近は百均でも手に入る。

通常はこれかデザインナイフのどちらか一つがあれば事足りる。

自分の場合は刃先を使う、テープのカット専用で使っている。写真は愛用のオルファ製のもの。

自分の愛用品はこちら

クラフトナイフ

クラフトナイフまたはデザインナイフの名で呼ばれているもの。

写真は愛用のオルファのアートナイフプロ。直線刃、曲線刃、平刃の3種類が付属してくる(現在は全6種の刃となり、限定で6種の刃が付属するものもある)。

なおタミヤのモデラーズナイフ PROと同じもので、オルファからOEM供給されている。色とロゴにこだわりがなければ、文房具店・ホームセンターなどで安く手に入る。

自分はプラスチック専用ナイフとして使っている

直線刃のみになるが、百均でも手に入る。通常、直線刃で十分事足りると思うので百均のもので十分だ。こだわりが出てきたら、メーカー品を探してみよう。

自分の愛用品はこちら

カティッングマット

言わずもがな、のものであるが、あえて掲載。

やはり小さいものでも1つは持っておきたい。

百均でも販売していて、サイズもB4のものまでは確認している(100円ではなかったが)。自分の環境に合わせて選べる。

パーツオープナー

スナップフィットされたパーツを開けるのに便利。一個持っておくと助かる。

便利なのだが、極端に言うと”こじ開ける”ことになるので金属製のものはパーツを傷つけやすい。

百均で時計の電池交換用具として売っているらしいのだが、近所では見つからなかった。

同じく百均グッズで、スクレイパー(道路にくっついたガムを取り除くやつ)という掃除用具が販売されているが、これもパーツオープナーとして使える。刃物同等の薄いものを選ぼう。

くれぐれも力技でこじ開けないように。

愛用品はこちら

最近はこちらを使用することが多い。

ピンセット

現在数多くのピンセットが扱われており、模型に使えるものも多くなってきた。多くは工具コーナー、ホビーコーナーなどにある。

ストレートタイプ、つる首タイプ、逆操作(保持用ピンセット)などがある。

以下のページに別途まとめた。

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定規

刃物を当てる場合が多いので、金属製のものが適していると思われる

金属製

よく使うものの一つ。

マスキングテープにしても、プラ板にしても塗装・工作と活躍の場面は多い。百均で手に入るので一本手元に置いておこう。20cmぐらいが使いやすいかもしれない。

L字・T字

なくても構わないが、あれば助かる。

必要になってからでも遅くない。

ノギス

こちらもあれば助かるが、なくても良い。

工作するものによっては、ものすごく使うことになる。余裕があれば買っておいてもよいだろう。こちらも百均に売っている。

ヤスリ・余剰パーツの収納

スポンジヤスリや余剰パーツなどの整理、収納には百均のSIKIRIシリーズがお勧め。

自分はセリアで購入した。

特にSIKIRI 6は神ヤス!サイズがピッタリ収納できる。

写真のようにぎっしり詰めると、ピンセット使用での取り出しになるが、多くなるヤスリをスマートに整理できる。

余剰パーツやMSGの小物パーツはSIKIRI 42で分類収納できる。

SIKIRI 0からあるので選択肢が多く収納したいものによって使い分けできる。(SIKIRI 0を使って自分は紙ヤスリを管理している)

シリーズで揃えるメリットとしては、ケース裏面に足があり、ケース表面にはその足を受ける溝がある。つまり、積み重ねにも対応しており、見た目もスマートになる。

百均で一番のおすすめかも知れない。

セリアほかで手に入る。

ランナー立て

ランナー立として使える、セリアのディッシュスタンドを紹介。

なんの変哲もないお皿立てなのであるが、これにランナーを立てると制作が非常に楽になる。

こんな具合に。

几帳面な方ならアルファベット順にランナーを立て探すのもらくらくになる。

そうでない方も箱の中からランナーを探すことと比べれば、それだけでも快調だ。色で区別するとかね。

MGだと複数いるが、HGなら一つで事足りることも。

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接着剤

瞬間接着剤

瞬間接着剤は接着による乾燥時間を短くする目的で使用されるが、

  • 時間に追われる制作時間しか無い場合
  • メッキコーティングなど溶剤系接着剤が使えない場合

などの特殊な場合にのみ使用するようにしよう。

基本的に非常に脆い。ちょっとした衝撃で簡単に割れてしまうことも多いからだ。

基本的にプラよりも固く工作しづらい、金属用が比較的やわらかいが、上記の理由からおすすめしない。

ヤスリのかけ方次第では周りのプラだけ削れてしまい、瞬着だけが残る現象が起きてしまうこともある。

百均で手に入るので、常に新品を使うようにすると比較的きれいに仕上がる。

現在の愛用品は

Gクリア

クリアパーツを接着するのに使える。

少々粘度があるので使いづらいと感じる人もいる。基本的に木工ボンドの様なものと理解するとよいだろう。

こちらも百均で売っている

愛用品は

エポキシ系

パテでよく聞く名称だが、接着剤も存在する。

A剤B剤を混ぜて使う。こちらもクリアパーツに使える。

百均でも売っている

愛用品は

ポリエチレン製の皿

PE(ポリエチレン)製の小皿。これはセリアで3枚100円で売ったいたもの。

瞬間接着剤やエポキシ接着剤を取り出して爪楊枝などで塗布するのにつかえる。

ポリエチレンは通常の瞬間接着剤やエポキシ接着剤を受け付けないので、乾燥すれば爪でひっかくと割と簡単に剥がれる。何度も使えるの便利。

金属でこすって傷をつけてしまうと接着剤がきいてしまうこともあるので、使うなら爪楊枝ぐらいまでにしよう。

エポキシパテ

A剤B剤を混ぜて使う。

パテというと、本格的に造形をする人が使うイメージもあるが、そんなことはない。

簡単なディティールアップなどにも使える。模型店などで手に入るものは量が多く、長期間の保存が効かないが、実は百均でも手に入る。

万能パテなどの名称で売られているが、少量で手に入るので簡単なディティールアップなどには適している。反面大量に使うにはコストの面で疑問があるので、適材適所で購入するのがいよいだろう。

尚、エポキシパテはプラに食いつかないので、剥がれる場合がある。一度外して瞬着などで接着すると良いかもしれない。

塗装に際してはサーフェイサーによる目止めが必要。小さなものは筆塗りでOK。

愛用品は

おゆまる

パーツの複製時、シリコンの代わりに型取りに使える、

これを使って型を取り、UVレジン、エポキシ接着剤などを使いパーツを複製する。

大きなものには向かないが、小さいものならまずまずできたりする。

最近はUVレジンも百均で売っているのでお手軽である。

複製のやり方は別の機会に解説する。

ポンチ

小さい真円でプラ板を切り抜きたい場合に使う。

革製品を工作する道具だが、プラ板にも使える。2mm~8mmの直径であれば百均でも手に入る。

ヤスリの削りカス除去

歯ブラシ

ヤスリなどで削ったカスを掃除するときなどに使うものの定番。プラを傷つけるので豚毛のものが良い。

ファンデーションブラシ

お化粧用のファンデーションブラシをドライブラシのように使う。

要は床屋さんや、美容院で切った髪の毛を払うようにする。強くこすりつけるようにするとかえって取れないので、優しくパッパという感じですると取れやすい。

マイクファイバークロス

前者2つが払うのに対して、これは拭き取るタイプ。

自分の好みによってチョイスするなり、使い分けるなりはご自由に。

ブロワー

カメラのレンズを掃除する道具だが、これも役立つ。

ヤスリの粉をこれで吹き飛ばす。息を吹きかけて飛ばす人もいるが、これにすれば衛生的?

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