大前提として、製品(要するにランナーから切り出しただけの状態)の面は成形時の面の状態ですので、いくら磨いても同じにはなりません。
ただし、仕上がりが同じ状態になって欲しいものを統一に磨くことで、無塗装でも仕上げることができます。
まずは切り出し
今回使うパーツは1/144 HGUC GM2の足関節パーツです。
まず一度目切り
2度切り。この状態からの解説です。
ここですでに白化してる場合は、別途白化処理が必要です。
用意するもの
- 240~1500番までのヤスリ
- バッファー
- マイクロファイバー製のタオル
- ネイルフィル
となります。
ダイソーでは揃わないかもしれないので、セリアがおすすめです。
240ではなく400からでも600からでもOK。はじめの削りにかかる手間が変わるだけの違いです。
1200~2000番はこうやって売ってます。各1枚入り。工具コーナー(多分)。
バッファーとはこういう物。フェルト生地みたいな小さい布。クラフトコーナー(多分)で バッファー という名前で売ってます。
マイクロファイバー製のタオルはセリアのものは持っていないので写真はなし。
あると聞いているのであるはずです(笑)。大事ですから用意してください。
ネイルコーナーでこいつ。
これと間違わないように。
実践
240番で軽くこすった物。
ここから400→600→800→1000→1500と上げていきます。
1000番で削ったもの。角がちゃんとできてませんがこの後処理しました。
1000番の写真を上げたのは、 一般的に通常はこの程度で良し、とする状態が1000番だからです。これを把握してもらうためです。
1500まで上げた後、パーツに付いた削りカスをマイクロファイバータオルで撫でるようによく拭き取ります。
この後磨くわけですが、削りカスが残っていると濃い色のパーツは、白い筋が表面に残ってしまいます。(摩擦で溶けて一体化してしまう)
カスを拭き取った後は、バッファー→ネイルフィル荒い面→ネイルフィル仕上げ面と進めます。
ただ、バッファーはいらないという人もいるかもしれないし、人によってはバッファーだけで十分という人もいると思う。
結果
仕上がった面。今回はゲート処理だけなので、ヒケは放置してあります。
光沢わかりませんね…(;´∀`)
角度を変えて、これで光沢が出てるのわかるかな?
表面に映る”白い輪っか”は使用しているLEDスタンドの光です。
この様な鏡面仕上げになります。